2022年8月29日 終了しました ACT 支援者向け
講座名

第23回ACTファシリテーター養成講座(リモート開催)

内容

「ACTすこやか子育て講座」は、アメリカ心理学会(APA)が開発した、暴力・虐待防止の意図をこめた育児プログラム“Adult and Children Together Against Violence (ACT)”を、カリフォルニア臨床心理大学院(CSPP)の日本語版作成チームが翻訳し、APAのコンサルテーションを得ながら、より日本の子育てに合うように改変したものです。本講座は、「ACTすこやか子育て講座」のファシリテーター(講師)を養成する講座です。


第23回養成講座は、初のリモート(ZOOM使用)による開催となります。 


 新型コロナウィルスのパンデミック以来、集い合うことが難しくなり、その代わりに感染を防ぎながら安全に集うためのツールとしてオンラインが使われることが多くなっています。結果、地の利や家族構成等、さまざまな状況のために一か所に集う形では参加が難しい人でも、リモートであれば参加できるという、感染予防以外のより大きな利点が共有されるようになりました。 孤立しがちな子育て中の養育者がグループにおいてつながりを確認することも、「ACTすこやか子育て講座」の大切な目的ですが、今後はACTとしても、より多様な多くの方に対しアクセスへのバリアを下げていくために、よりよいリモート開催を目指していくことになりました。

 そのため、アメリカ心理学会のACT本部で、ACTをリモートで開催するための「リモート対応版マニュアル」が作成されました。今回の講座ではその日本語版を活用しながら、ACTをリモートで開催するためのヒントなども交えつつ、ファシリテーターとなるための養成講座を初めてリモートにて開催します。

 講座に必要な資料は、事前に郵送およびメールにて送付いたします。通常のファシリテーターマニュアルの他に「リモート対応版マニュアル」もつけてお届けします。


★すでにACTファシリテーター(活動会員)の方で、ぜひこの養成講座を受講したいという方は、リフレッシュ受講※としてご参加いただけます(参加費 20,000円。通常のファシリテーターマニュアルを除くすべての資料が含まれます)。通常のファシリテーターマニュアルが必要な場合は、ご購入いただけますのでお申込み時にお知らせください。

※リフレッシュ受講とは、一度ACTファシリテーター養成講座を受けたことのある方が、復習のために再受講することです。


★ACTファシリテーター(活動会員)の方で、「リモート対応版マニュアル」のみが必要な方には、着払いにてお送りすることが可能です。ACT Japan事務局(ニュースレター「JUPI news」をお届けしているメールアドレス)まで、送付先ご住所とともにお知らせください。お一人様1部に限ります。※この受付は研修会終了以降に承ります。



開催日時

2022年12月3日(土)、4日(日)

両日ともに、9:30~18:00

※当講座を修了するためには、必ず両日のご参加が必要です。

対象

・大学や大学院で心理学とその周辺領域で学位を修めた方、あるいは在校生。

・臨床心理関係、医療関係、教育関係、または育児支援、福祉等の仕事に従事されている方。

場所

リモート開催(ZOOMを使用)

講師

西澤 奈穂子 Psy.D.


カリフォルニア州認定クリニカルサイコロジスト。サンフランシスコ・ベイエリアにて子どもと家族の心理臨床とトレーニングに携わる。 2020年に閉校したCSPP日本校で2003年から教鞭を取り、2011年より准教授、2018年からプログラム・ディレクターを務めた。2004年から、サンフランシスコ・ベイエリア、バークレイ市の障害のある家族と子どもを支援するNPOスルー・ザ・ルッキンググラスで親子・家族心理臨床、スーパービジョン、トレーニングに携わる。2009年、ベイエリアでACTに出会い、その内容に感銘を受けて日本語訳を決意。CSPP日本校の直井博士とCSPP日本校修了生とともに2013年に日本語訳を完成し、CSPP日本校内の研究室にACT日本事務局を開始、以来東京、和歌山、仙台で養成講座を多数開催。2019年にACT日本事務局の主要メンバーとNPO法人JUPIを設立した。サンフランシスコ・ベイエリア在住。

参加費

38,000円(税込) ※資料代込

定員

16名(先着順)※最少催行人数5名

申込締切

【申込期間】

2022年10月1日(土)〜10月21日(金)

※定員になり次第、締め切りとなります。お申し込み人数が最少催行人数(5名)に満たない場合は、講座そのものが開催されませんのでご了承ください。

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